彫金教室 真鍮コースター
先日の彫金教室ではお客様の希望を受けて、カリキュラムというか
「金工(金属工芸)の基礎から順を追ってしっかり技術を身につける」
ということをはじめてみました。
まずは、”切る”作業から。
以前教えさせてもらっていた専門学校でもこの切る作業からはじめます。
2010年前後だったので、もう8年前のこと。なつかしい。
この切る作業が思う通りに出来るようになると、
作品作りがぐっと楽になるのでとても大切な作業です。
糸鋸(イトノコ・いとのこぎり)と呼ばれる工具を使いますが
この糸ノコひとつだけでかなり表現の枠が広がります。
刃の番手(細さや切りやすさなど)の選び方や、
刃の取り付け方、張り具合、怪我をしない使い方(切れ味の良い刃物ですし)など
細かいポイントを抑えつつ、いきなりちょっとした
コースター作りから初めてみました。
生徒さんの作品はまだ未完成なので
説明がてら切り出した私の作品(切り出し終わりまで)です。
こんな感じ。
あとは磨いて、仕上げるといった感じですね。
生徒さんの作品の完成がとても楽しみです。
アクセサリーを作っていきたいという生徒さんですが、
だからこそ彫金教室ではアクセサリー以外の
作品作りにもしっかり触れて頂き、
そんじょそこらの作家さんに負けないような
しっかりとした力と自信を持てるように育って欲しいです。
ファイト!
金工舎
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