メイキング シルバースプーン 銀の匙
シルバースプーンの作り方
まずは、スプーンの”つぼ”(すくう部分)から。
銀板に下絵を書き、切り出します。
形が難しいなー、という場合には
既存のスプーンを叩いて平たくすると
キレイな型が作れますよ。
次に、膨らみをつけるため焼きなまし。
なんとなく全体がぽやっとピンク色に発光し始めたら
600℃~700℃くらいです。これくらいで十分。
あとは火を止めたらなるべく早く水か希硫酸につけて冷やします。(急冷)
あんまりもたもたすると少し硬くなってしまいますのでご注意ください。
次に、叩いて膨らみを作ります。
形が出来たら淵の部分を薄く削ったりして口当たりを良くしつつ、
全体を磨いてキレイにします。
柄を取り付けたらまた磨かなければならないので、
完璧に仕上げる必要はありません。
最後に柄を溶接して磨きます。
画像は溶接したてのところまでですが、こんな感じ。
銀のスプーンってなんだか口当たりがなめらかで良い感じ。
使用していると経年変化で色が変わったりして手がかかりますが、
それでも使いたくなる気持ちも分かります。
○ベビースプーンとして製作体験にしてみるとおもしろいかも?
ちょっと手間ひまがかかりますが、赤ちゃんの誕生のお祝い、
幸福祈願、親の愛情表現を形にする、、って素敵ですね。
ご興味のあるかた、ぜひお問い合わせくださいませ。
金工舎より
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